都予算原案 石原知事会見「知恵を絞り汗かいた」(産経新聞)

 石原慎太郎知事は22日の定例記者会見で、平成22年度予算について「自ら厳しく律し、将来への憂いを取り払うことで、知恵を絞り、汗をかいたのが今回の予算」と総括した。そのうえで、雇用対策や中小企業への金融支援などを列挙し、「都民の期待に十分応えられるものと確信している」と自信をみせた。

 また、石原知事は「国を先導する独自の戦略的な取り組み」として、都型の学童クラブの創設▽ケア付き住まいの整備▽中小企業の省エネ促進クレジットの創出▽周産期医療体制の拡充−など、少子高齢化対策や環境対策の推進を表明。「この予算を原動力に都民を覆う閉塞(へいそく)感を払拭(ふっしよく)し、新しい活力の創造につなげる」とした。

 しかし一方で「税収が2年間で1・1兆円と大幅に減り、2番底の恐れも。今後も厳しい財政環境が想定される」と危機感をにじませ、法人事業税を一部国税化する暫定措置の撤廃を改めて国に求めた。

 また、築地市場の移転問題について、土壌汚染対策を大前提としつつ、「土壌汚染対策は複数の成功事例があり有効。その結果を確認し、すみやかに26年度中の豊洲新市場の開場に向け事業に着手する」と断言。続けて「(代替の)妙案があるなら議論することもやぶさかではないが、築地市場の現状から、時間は少ない。第1定例議会では真摯(しんし)な議論をしていただきたい」と述べ、現地再整備を掲げる都議会第一党の民主党を牽制(けんせい)した。

【関連記事】
一般会計6兆2640億円 東京都22年度予算案、税収1・1兆減
“延長派遣村”での就職決定は15人 都は退所者の追跡調査へ
石原知事、「橋下知事は頼もしい。フライングもあるけど」
石原知事、築地市場移転「日本の技術を信用せずでは論外」
バンクーバー五輪 石原都知事が激励 選手団に「勝ちまくれ」

<第2次補正予算案>衆院本会議で与党3党などの賛成で可決(毎日新聞)
<交通事故>13トン車に追突、運転手死亡 伊勢湾岸道(毎日新聞)
東西本願寺、並んで協力要請 親鸞750回遠忌法要で市長に(産経新聞)
小沢幹事長の続投支持=鳩山首相(時事通信)
中学生、塾代が過去最高=公立校18万8000円−不景気でも伸び・08年度調査(時事通信)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。